6.8%
脂質(乾物値)
22.7%
たんぱく質
339
kcal/100g
低脂肪
設計
こんな子におすすめ
こんなお悩みに
膵炎の回復期〜維持期
急性膵炎の回復後から慢性膵炎の長期管理まで幅広く対応。脂質6.8%(乾物値)で膵臓への負担を抑えながら栄養補給ができます
こんな子にも
ロイカナ低脂肪を食べない子
ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪を受け付けない場合の代替候補。チキン味の風味が異なるため、食いつきが改善するケースが多くあります
適応症
消化器疾患・下痢が続く子
膵炎だけでなく、慢性腸疾患や消化吸収障害など消化器疾患全般に対応。下痢や軟便が慢性的に続く愛犬の飼い主様にも選択肢として提示しやすいフードです
特徴
チキン味で食いつきが良い
主原料はトウモロコシ・チキン・米。チキンベースの風味を好む犬が多く、療法食の中でも比較的食いつきが安定しているとの声が多くあります
成分をチェック
| 分類 | 特別療法食(消化器・膵炎ケア) 獣医師の指示のもとで使用する低脂肪消化器ケアフード |
|---|---|
| 脂質 | 6.8%(乾物値) / 約6.0%(そのままの値) 膵炎用フードの目安(乾物値10%以下)を大きくクリア。膵臓への負担を最小限に抑えた低脂肪設計 |
| たんぱく質 | 22.7%(乾物値) 主たんぱく源はチキン。消化器疾患時でも筋肉量の維持に必要なたんぱく質をしっかり確保 |
| リン | 記載なし 消化器・膵炎ケア用フードのためリン制限の記載なし。腎臓病を併発している場合は獣医師に相談が必要 |
| ナトリウム | 記載なし |
| カロリー | 339 kcal / 100g |
| 主原料 | トウモロコシ、チキン、米 |
| 原産国 | アメリカ |
出典: ヒルズ公式サイト(2026年6月確認)
成分値の読み方 ―― 膵炎の犬にとっての意味
脂質 6.8%(乾物値)
膵炎の食事管理で最も重要な数値が脂質です。脂肪の消化には膵臓から分泌される消化酵素(リパーゼ)が必要ですが、膵臓が炎症を起こしている状態で脂肪を大量に摂ると、膵臓はさらに多くの消化酵素を出そうとして炎症が悪化するという悪循環に陥ります。一般的な総合栄養食の脂質は乾物値で12〜18%程度ですが、ヒルズ i/d ローファットは6.8%と大幅に低く、膵炎用の目安である10%以下を十分にクリアしています。ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪(約7%)と同等かそれ以上の低脂肪設計です。
たんぱく質 22.7%(乾物値)
たんぱく質は体の修復や筋肉の維持に欠かせない栄養素です。膵炎で食欲が落ちている犬は体重が落ちやすいため、低脂肪を保ちながらも適切なたんぱく質を確保することが重要です。22.7%は療法食として十分な水準で、チキンを主たんぱく源とすることで消化のしやすさと食いつきの良さを両立しています。ただし、鶏肉アレルギーのある犬には使用できません。
リン・ナトリウム 非公開
ヒルズ i/d ローファットはあくまで膵炎・消化器疾患に特化した処方食であるため、リンやナトリウムの制限値は公式には記載されていません。腎臓病や心臓病を併発している犬に対しては、これらの制限が必要になる場合があります。複数の疾患を抱えている場合は、必ず担当の獣医師にフード選びを相談してください。
獣医師レビュー
獣医師の本音レビュー
臨床経験10年以上・都内複数病院に勤務
膵炎の定番療法食として現場でも長年使われているフードです。脂質6.8%(乾物値)は十分な低脂肪で、膵臓への負担を確実に下げられます。チキン味という点が最大の特徴で、魚系やラム系のフードが苦手な犬でも食べてくれるケースが多い。ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪との二択になることが多く、まず試してみるには安心感のある選択肢です。
良い点
脂質6.8%(乾物値)で膵炎基準をしっかりクリア。ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪(約7%)よりもわずかに低く、膵臓への負担軽減という観点では最高水準の療法食のひとつです。
チキン味で食いつきが良い子が多い。療法食の中では比較的食いつきが安定しており、食欲が落ちている膵炎の犬でも受け入れやすいフードです。ロイカナ低脂肪を拒否する犬に試す価値があります。
消化器疾患全般に対応できる汎用性。膵炎だけでなく、慢性腸疾患や消化吸収不良など消化器系のさまざまな疾患に対応できるため、複合的な消化器問題を抱える犬にも処方しやすいフードです。
注意点
ロイカナ消化器サポート低脂肪よりわずかに脂質が高い場合も。乾物値での比較ではヒルズが6.8%、ロイカナが約7%ですが、製品ロットや計算方法によって前後します。厳密な比較は公式の最新成分表を確認してください。
鶏肉アレルギーの犬には使用できない。主たんぱく源がチキンのため、鶏肉アレルギーがある場合はほかのたんぱく源を使った療法食を選ぶ必要があります。
腎臓病を併発している場合はリン制限が不十分。本製品はリン制限の処方食ではないため、膵炎と腎臓病を併発している犬には、腎臓用療法食との組み合わせや別フードへの変更を獣医師に相談してください。
うちの子に合う? ―― チェック表
| 条件 | 適性 | ひとこと |
|---|---|---|
| 膵炎の回復期〜維持期 | 最適 | 脂質6.8%(乾物値)で膵臓の負担を確実に軽減できる |
| ロイカナ低脂肪を食べない子 | 最適 | チキン味の違いで食いつきが改善するケースが多い |
| 慢性的な下痢・消化器疾患 | 最適 | 消化器疾患全般に対応できる汎用性の高い処方設計 |
| 腎臓病を併発している場合 | 要注意 | リン制限の処方ではないため、獣医師への相談が必須 |
| 鶏肉アレルギーがある子 | 不可 | 主たんぱく源がチキンのため鶏肉アレルギーには対応不可 |
どのくらい与える? ―― 量と切り替え方
| 体重3kg | 約40〜50g/日(目安) |
|---|---|
| 体重5kg | 約60〜75g/日(目安) |
| 体重10kg | 約105〜125g/日(目安) |
7〜10日かけてゆっくり切り替え
1〜3日目
今のフード 75% + ヒルズ i/d ローファット 25%
4〜6日目
今のフード 50% + ヒルズ i/d ローファット 50%
7〜9日目
今のフード 25% + ヒルズ i/d ローファット 75%
10日目〜
ヒルズ i/d ローファット 100%
※ 給餌量はあくまでも目安です。愛犬の体重・活動量・体調に合わせて獣医師と相談のうえ調整してください。急性膵炎の回復直後は獣医師の指示量を優先してください。
よくある質問
Q
ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪との違いは何ですか?
脂質の低さはほぼ同等(ロイカナ約7%、ヒルズ6.8%、いずれも乾物値)で、どちらも膵炎ケアとして有効な選択肢です。最大の違いはたんぱく源と風味にあります。ロイカナは加水分解たんぱくを使用しているのに対し、ヒルズ i/d ローファットはチキン主体の配合です。ロイカナで食べない犬がヒルズなら食べるケース、またはその逆もあります。まずは一方を試してみて、食いつきや体調の変化をみながら選ぶとよいでしょう。
Q
シチュータイプ(ウェット)もありますか?
ヒルズ処方食の i/d シリーズにはウェットタイプも存在します。ただし、ローファット(低脂肪)仕様のウェットは国内での流通が限られていますので、動物病院または正規取り扱い店に在庫をご確認ください。食欲が落ちている急性期にはウェットのほうが食べやすい場合があるため、獣医師に相談してみてください。
Q
膵炎が治ったら普通のフードに戻せますか?
一度膵炎を起こした犬は再発リスクが高いため、慢性化している場合や繰り返し再発している場合は、低脂肪療法食を長期間継続することを勧める獣医師が多いです。一方、初発で軽症かつ完全回復した犬については、脂質が低めの一般フードに段階的に戻せるケースもあります。判断は必ず担当の獣医師に相談のうえで行ってください。
※ 本記事はプロモーションを含みます。成分値は2026年6月時点の公式サイト掲載情報に基づきます。最新の成分値はパッケージまたは公式サイトをご確認ください。本製品は特別療法食です。必ず獣医師の指示のもとで使用し、フードの切り替えの際は獣医師にご相談ください。

