「膵炎と診断されて、不安は消えない。でも、これを聞くためだけに病院に行くのも気が引ける…」
そんな悩みを抱えていませんか?
こんにちは、臨床経験10年以上の獣医師・Dr.サクです。
この記事は、これまで書いてきた膵炎カテゴリー記事の「集大成」です。
飼い主さんからよく聞かれる質問、診察室では時間が無くて答えきれなかった疑問、そして「本当は聞きたかったけど、言い出せなかった不安」——すべてに、獣医師として本音で答えます。
「教科書通りの回答」ではありません。臨床10年以上の現場で培った「リアルな答え」です。
この記事を読み終えたとき、あなたは「もう大丈夫。愛犬を守れる」と自信を持てるはずです。
それでは、始めましょう。
※本記事をお読みになられる前に、 膵炎の食事療法の全体像を正しく理解しておくことも大切です。
この記事の著者・監修者:Dr.サク(臨床10年以上)
現役の獣医師、都内動物病院に勤務。腎臓病を中心に、食事療法で数多くの犬の健康寿命を延ばしてきた実績を持つ。専門的な医学的知見に基づき、愛犬に本当に必要なフードを厳選しています。
① 【食事・食いつき編】食べない・選び方の悩みをすべて解決
Q1. 療法食を1ミリも食べない時はどうすれば?
A. まず「療法食の種類を変える」ことから始めてください。
ロイヤルカナンを食べない子でも、ヒルズなら食べる。ヒルズを食べない子でも、和漢みらいなら食べる——これ、本当によくあります。
【試す順番】
療法食の種類を変える
- ロイヤルカナン → ヒルズ → 和漢みらい → うまか
温める
- 電子レンジで10-15秒温めると、香りが立って食いつきが良くなる
少量のトッピング(10%ルール)
- 茹でたささみ(極少量)
- 療法食をふやかして、ささみの茹で汁を少しかける
手から食べさせる
- 最初の一口だけでも、手から食べさせると「特別なご飯」と認識する
食器を変える
- 金属製 → 陶器製に変えるだけで食べることも
【絶対にやってはいけないこと】
- 「食べないから」と、普通のフードに戻す
- 高脂肪のおやつで誘導する
- 何日も絶食させる(脱水・低血糖のリスク)
Dr.サクの一言アドバイス:
「特に和漢みらいは、鹿肉の香りが強くて、ロイヤルカナンを食べなかった子が完食することが多いです。和漢みらいの鹿肉は、まるでジャーキーのような香りで、犬の食欲を刺激します。一度試してみる価値はあります。」
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Q2. 結局、和漢みらいとうまか、どっちがいいの?
A. 病気のステージと目的によって、使い分けるのがベストです。
【和漢みらい(膵臓・肝臓用)が向いている子】
- 急性期~慢性期
- 再発を繰り返している
- 「体質から変えたい」と考えている飼い主さん
- 脂質約5-6%で、最も厳格な制限
【うまか(UMAKA)が向いている子】
- 維持期(急性期を脱した後)
- 膵炎予備軍(高脂血症・肥満)の予防
- 「美味しく・楽しく」予防したい飼い主さん
- 脂質約9.5%で、維持期に最適
【獣医師としての推奨フロー】
- 急性期(発症~1ヶ月): ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)
- 回復期~慢性期: 和漢みらい(膵臓・肝臓用)で体質改善
- 維持期(安定してから): うまか(UMAKA)で美味しく予防
つまり、「どっちか」ではなく、「両方を使い分ける」のが正解です。
Dr.サクの一言アドバイス:
「私の病院では、『急性期は和漢みらい、落ち着いたらうまかに移行』という飼い主さんが多いです。和漢みらいで体質を変え、うまかで美味しく維持——これが理想的な流れです。」
▼ 詳しい比較はこちら
Q3. 膵炎でもおやつを一欠片だけならいい?
A. 「急性期」は絶対NG。「維持期」なら、低脂肪なものを少量ならOK。
【急性期(治療中)】
- おやつは絶対にNG
- 療法食のみ
【維持期(落ち着いてから)】
- 低脂肪なおやつを、全体の10%まで
- 例:茹でたささみ(5mm角を1-2個)、りんご(小さく切ったもの)
【絶対NGなおやつ】
- チーズ
- ジャーキー(市販の高脂肪タイプ)
- 人間の食べ物(パン、クッキー等)
【最も安全なおやつ】
- 療法食を数粒、おやつとして手渡す
Dr.サクの一言アドバイス:
「『一欠片くらい…』が再発の引き金になることが本当に多いです。どうしてもあげたいなら、療法食を数粒、ご褒美として手渡してください。それが最も安全です。」
▼ 詳しいおやつガイドはこちら
Q4. 手作りごはんに挑戦したいけど、危険ですか?
A. 獣医師として、正直に言います。膵炎の手作りごはんは、極めて危険です。
理由:
- 「隠れ脂質」の計算が不可能に近い
- 栄養バランスが崩れ、別の病気を招く
- 「ささみなら大丈夫」という誤解が、再発を引き起こす
【安全な代替案】
- 療法食 + 手作りトッピング(10%ルール)
- 和漢みらい・うまかのような「手作りのようなフード」を選ぶ
Dr.サクの一言アドバイス:
「『手作りしてあげたい』という愛情は素晴らしいです。でも、その愛情を『安全な選択』で伝えてください。和漢みらいのような、手作りのような香りと素材感を持つフードなら、あなたの愛情も伝わります。」
▼ 手作り食の危険性と代替案はこちら
Q5. 療法食は一生食べ続けないとダメ?
A. はい。膵炎を一度経験した犬は、一生低脂肪食が基本です。
「元気になったから、普通のフードに戻そう」——これが、再発への最短ルートです。
【なぜ一生なのか?】
- 膵臓は一度ダメージを受けると、再び炎症を起こしやすい
- わずかな脂肪でも、スイッチが入る
【でも、「種類」は変えていい】
- ロイヤルカナン → 和漢みらい → うまか
- 「低脂肪」という条件を満たせば、種類を変えてOK
Dr.サクの一言アドバイス:
「『一生』と聞くと長く感じますが、それが愛犬を守る唯一の方法です。でも、味に飽きないように、低脂肪の範囲で種類を変えることはできます。」
▼ 低脂肪フードの選び方はこちら
② 【症状・体調編】震え・下痢・再発の不安を解消
Q6. 治ったはずなのに、たまに軟便が出るのはなぜ?
A. 膵炎後は、消化機能が弱っているため、軟便が出やすくなります。
【原因】
- 膵臓からの消化酵素が不足している(膵外分泌不全)
- 腸内環境が乱れている
- 療法食に慣れていない
【対策】
- 消化酵素のサプリメントを追加
- 獣医師に相談して、消化酵素のサプリメントを処方してもらう
- プロバイオティクス(善玉菌)を与える
- 腸内環境を整える
- 食事を少量ずつ、回数を増やす
- 1日3-4回に分ける
- 療法食の種類を変える
- 和漢みらいのような、腸内環境を整える成分が入ったフードに
【病院に行くべきサイン】
- 下痢が3日以上続く
- 血便が出る
- 嘔吐を伴う
Dr.サクの一言アドバイス:
「軟便が続く場合、膵外分泌不全を併発している可能性があります。消化酵素のサプリメントで改善することが多いので、獣医師に相談してください。」
Q7. 震えが止まらない時の緊急チェックポイントは?
A. 震えは「疼痛(痛み)」のサイン。以下をチェックして、すぐに病院へ。
【緊急チェックポイント】
✅ 祈りのポーズをしている
✅ 嘔吐を繰り返している
✅ お腹を触ると怒る・鳴く
✅ 食欲が全くない
✅ ぐったりしている
✅ 歯茎が白い(ショック状態)
一つでも当てはまれば、夜間でも救急病院へ。
【震えの原因】
- 膵炎の激痛
- 低血糖
- ショック状態
【やってはいけないこと】
- 「様子を見る」
- 無理に食べさせる・水を飲ませる
- 人間の痛み止めを飲ませる
Dr.サクの一言アドバイス:
「震えは、『痛くて我慢できない』というサインです。犬は痛みを我慢する動物なので、震えるほどの痛みは相当なものです。すぐに病院へ。」
▼ 祈りのポーズと緊急サインはこちら
Q8. 膵炎と糖尿病を併発。どっちの食事を優先?
A. 膵炎を優先してください。ただし、糖尿病にも配慮した療法食を選ぶ。
【理由】
- 膵炎が悪化すると、糖尿病も悪化する
- まず膵炎を落ち着かせることが最優先
【推奨フード】
- ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)
- 和漢みらい(膵臓・肝臓用)
これらは、低脂肪かつ、血糖値の急上昇を抑える設計になっています。
【インスリンの調整】
- 膵炎の治療中は、食事量が変わるため、インスリン量も調整が必要
- 必ず獣医師に相談してください
Dr.サクの一言アドバイス:
「膵炎と糖尿病の併発は、治療が難しいですが、低脂肪+低GI(血糖値が上がりにくい)の療法食で、両方をコントロールできます。」
Q9. 膵炎を繰り返す。もう治らないの?
A. 「完治」はしませんが、「コントロール」はできます。繰り返すのは、予防が不十分だからです。
【繰り返す原因トップ3】
- 食事管理が徹底できていない
- 家族の誰かがこっそりおやつをあげている
- 「元気になったから」と普通のフードに戻した
- 体重管理ができていない
- 肥満が続いている
- 定期検診をしていない
- cPLのチェックをしていない
【再発を防ぐ5つの鉄則】
- 低脂肪療法食を一生続ける
- 人間の食べ物を絶対に与えない
- 適正体重を維持する
- 3-6ヶ月に1回、血液検査
- 体質改善(和漢みらい等)
Dr.サクの一言アドバイス:
「繰り返す子の多くは、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』で、予防を怠っています。体質改善も視野に入れ、和漢みらいのような根本治療を目指すフードを試してみてください。」
▼ 再発を防ぐ方法はこちら
Q10. 下痢が止まらない。これも膵炎のせい?
A. はい。膵炎後は、下痢や軟便が続くことがあります。
【理由】
- 膵臓からの消化酵素が不足(膵外分泌不全)
- 腸内環境が乱れている
- 療法食に体が慣れていない
【対策】
- 消化酵素のサプリメント
- プロバイオティクス(善玉菌)
- 療法食の種類を変える
- 和漢みらい(腸内環境を整える成分配合)
【病院に行くべきサイン】
- 下痢が3日以上続く
- 血便
- 嘔吐を伴う
Dr.サクの一言アドバイス:
「下痢が続く場合、膵外分泌不全を併発している可能性があります。消化酵素のサプリメントで改善することが多いので、獣医師に相談してください。」
③ 【生活・ケア編】散歩・トリミング・日常生活の疑問
Q11. 膵炎の子をトリミングに出しても大丈夫?
A. 急性期はNG。維持期なら、ストレスに配慮すればOK。
【急性期(治療中)】
- トリミングは絶対にNG
- ストレスで再発のリスク
【維持期(落ち着いてから)】
- トリミングOK
- ただし、以下の配慮を
【トリミングサロンへのお願い】
- 「膵炎の既往歴がある」ことを伝える
- 長時間の預かりは避ける(2-3時間以内)
- おやつを与えないように依頼
- ストレスが少ない、静かなサロンを選ぶ
【自宅でのケア】
- 短時間で済むなら、自宅でブラッシングやシャンプーを
Dr.サクの一言アドバイス:
「トリミングサロンで、こっそりおやつをあげられて再発——というケースを見たことがあります。必ず『おやつNG』を伝えてください。」
Q12. 旅行やペットホテルに預ける時の注意点は?
A. 膵炎の既往歴がある子は、ストレスで再発しやすいです。慎重に。
【ペットホテルに預ける場合】
- 「膵炎の既往歴」を必ず伝える
- 療法食を持参する
- ホテルのフードは絶対にNG
- おやつ・人の食べ物を与えないよう依頼
- 短期間にする(1-2泊まで)
【旅行に連れて行く場合】
- 療法食を持参
- 拾い食いを徹底的に防ぐ
- ストレスを最小限に
- 静かな宿を選ぶ
- 車酔い対策
【最もおすすめ】
- 信頼できる家族・友人に、自宅でお世話を頼む
- 環境が変わらないことが、最もストレスが少ない
Dr.サクの一言アドバイス:
「ペットホテルでのストレスで再発——これ、本当に多いです。どうしても預ける場合、動物病院併設のホテルが安心です。」
Q13. 散歩や運動は制限すべき?
A. 急性期は安静。維持期なら、適度な運動はむしろ推奨。
【急性期(治療中)】
- 散歩は控える
- 家の中でトイレを済ませる
【維持期(落ち着いてから)】
- 適度な運動は、肥満予防・ストレス解消になる
- 1日2回、20-30分程度の散歩
【注意点】
- 拾い食いを徹底的に防ぐ
- 激しい運動(ドッグラン等)は避ける
- 暑い日は避ける(ストレス・脱水のリスク)
Dr.サクの一言アドバイス:
「適度な運動は、体重管理にも良いです。ただし、散歩中の拾い食いで再発——これも多いので、リードを短く持ち、口元を監視してください。」
Q14. 膵炎の子と多頭飼い。他の子のフードを盗み食いする…
A. 食事は完全に分ける。可能なら、別室で与える。
【対策】
- 食事は別室で
- 膵炎の子は、ケージの中で
- 他の子は、別の部屋で
- 食事時間をずらす
- まず膵炎の子に、次に他の子に
- 他の子のフードも「低脂肪」に統一
- 全員が同じ療法食なら、盗み食いOK
- フードを出しっぱなしにしない
- 食べ終わったら、すぐに片付ける
Dr.サクの一言アドバイス:
「多頭飼いは管理が大変ですが、『全員低脂肪食』にするのが最も楽です。他の子も健康になって、一石二鳥です。」
Q15. 膵炎の子に、服を着せても大丈夫?
A. お腹を圧迫しない、ゆったりした服ならOK。
【注意点】
- お腹を締め付ける服はNG
- 長時間の着用は避ける(ストレス)
- 散歩の時だけ、防寒として
【膵炎の子におすすめ】
- レンジでチンする湯たんぽ(お腹を温める)
- 痛みを和らげる効果
Dr.サクの一言アドバイス:
「服よりも、湯たんぽでお腹を温める方が、痛みを和らげる効果があります。冬場は特におすすめです。」
④ 【薬・お金・未来編】薬・治療費・寿命の不安を解消
Q16. 膵炎の薬(消化剤など)は一生飲むの?
A. ケースバイケース。膵外分泌不全を併発していれば、一生です。
【よく処方される薬】
- 消化酵素のサプリメント
- 膵外分泌不全を併発している場合、一生必要
- 食事と一緒に与える
- 制吐剤(嘔吐止め)
- 急性期のみ
- 落ち着いたら不要
- 痛み止め
- 急性期のみ
- 長期使用はNG
- 抗生物質
- 二次感染を防ぐため、急性期のみ
【薬をやめるタイミング】
- 獣医師と相談
- 自己判断でやめないこと
Dr.サクの一言アドバイス:
「消化酵素は、膵外分泌不全がある限り、一生必要です。でも、和漢みらいのような消化を助ける成分が入ったフードなら、薬の量を減らせることもあります。」
Q17. 治療費を安く抑えるコツはある?
A. 「再発させない」ことが、最大の節約です。
【治療費の比較】
- 再発した場合: 入院費20-30万円/回 × 年2回 = 40-60万円
- 和漢みらいの年間費用: 約9.6万円(定期コース)
【つまり】
- 高品質な療法食に投資することで、長期的には圧倒的に安い
【その他の節約術】
- ペット保険に加入(診断前に)
- 診断後は入れないので、健康なうちに
- 定期検診で早期発見
- 重症化を防ぐ
- 家族全員で「食べさせない」を徹底
- 再発を防ぐ
Dr.サクの一言アドバイス:
「『高い療法食』を『再発予防の保険』と考えてください。入院費に比べたら、圧倒的に安いです。」
▼ 治療費の詳細はこちら
Q18. 膵炎になったら寿命は短くなるの?
A. 適切な管理をすれば、10年以上生きることも珍しくありません。
【寿命を決める3つの要素】
- 重症度: 軽症なら予後は良好
- 治療への反応: 早期発見・早期治療が鍵
- 食事管理の継続率: これが一番重要
【獣医師の経験から】
- 膵炎と診断されてから、5年、7年、10年と元気に過ごしている子はたくさんいます
Dr.サクの一言アドバイス:
「『膵炎 = 余命短い』ではありません。適切な食事管理で、元気に長生きできます。諦めないでください。」
▼ 余命と再発率の詳細はこちら
Q19. ペット保険は膵炎をカバーする?
A. 診断前に加入していれば、カバーされます。診断後は厳しい。
【診断前に加入した場合】
- 膵炎の治療費がカバーされる(プランによる)
【診断後に加入しようとする場合】
- ほとんどの保険で「膵炎は免責(補償対象外)」
- 入れても、保険料が高額
【だから】
- 健康なうちに、保険に加入することが最も重要
Dr.サクの一言アドバイス:
「膵炎と診断されてから『保険に入っておけば…』と後悔する飼い主さんが本当に多いです。愛犬が健康なうちに、保険を検討してください。」
Q20. 膵炎の子でも、ワクチンや狂犬病注射は打てる?
A. 維持期(落ち着いている)なら、打てます。ただし、獣医師と相談を。
【急性期】
- ワクチンはNG
- 体力が落ちている時は、副作用のリスクが高い
【維持期】
- 落ち着いていれば、ワクチン接種OK
- ただし、接種前に血液検査で状態を確認
【注意点】
- ワクチン接種後、ストレスで再発することもある
- 接種後、2-3日は様子を見る
Dr.サクの一言アドバイス:
「ワクチンは法律で義務づけられているものもありますが、愛犬の体調を最優先に。獣医師と相談して、タイミングを決めてください。」
【特別企画】Dr.サクが選ぶ「膵炎ケアの三種の神器」
獣医師として、10年以上の臨床経験から、「これだけは揃えてほしい」というアイテムを3つご紹介します。
①和漢みらいのドッグフード(膵臓・肝臓用)|体質改善の切り札
最も厳格な脂質制限
- 89種類の和漢植物で、「炎症体質」そのものを改善
- 鹿肉ベースで高消化・低アレルゲン
- 腸内環境を整え、免疫バランスを調整
【こんな子におすすめ】
- 再発を繰り返している
- ロイヤルカナンを食べてくれない
- 「根本から体質を変えたい」と考えている飼い主さん
【Dr.サクの使用経験】
「私の病院では、和漢みらいに切り替えてから1年以上再発していない子が何頭もいます。特に、『繰り返す慢性膵炎』に悩む飼い主さんに強く推奨しています。単なる低脂肪食ではなく、東洋医学の知恵で体質を変える——これが、他の療法食にはない強みです。」
▼ 詳しいレビューはこちら
②UMAKA(うまか)|美味しさと予防を両立
【なぜおすすめなのか?】
- 脂質約9.5%で、維持期・予防期に最適
- 国産銘柄鶏「華味鳥」100%使用
- 鰹節の香りで、食いつき抜群
- 「手作りのような」素材感と香り
【こんな子におすすめ】
- 急性期を脱し、維持期に入った
- 膵炎予備軍(高脂血症・肥満)の予防
- 「美味しく・楽しく」予防したい飼い主さん
【Dr.サクの使用経験】
「和漢みらいで体質を変え、落ち着いたらうまかで美味しく維持——この流れが理想的です。うまかは、開封した瞬間の鰹節の香りが素晴らしく、食欲が落ちた子でも食べてくれることが多いです。」
③レンジでチンする湯たんぽ|痛みを和らげる救世主
【なぜおすすめなのか?】
- お腹を温めることで、膵炎の痛みを和らげる
- 電子レンジで温めるだけで、繰り返し使える
- 低温やけどの心配が少ない(専用カバー付き)
【使い方】
- 電子レンジで2-3分温める
- 専用カバーに入れる
- 愛犬のお腹(膵臓のある辺り)に当てる
- 10-15分程度温める
【注意点】
- 熱すぎないか、必ず確認
- 嫌がる子には無理強いしない
- 急性期の激痛時は、病院へ
【Dr.サクの使用経験】
「痛みで震えている子に、湯たんぽでお腹を温めると、震えが落ち着くことがあります。特に冬場、痛みが悪化しやすい子には、湯たんぽが救世主になります。」
▼ おすすめの湯たんぽ
【補足Q&A】さらに細かい疑問にも答えます
Q21. 膵炎の子に、サプリメントは必要?
A. 消化酵素のサプリメントは、膵外分泌不全がある場合に必要。他は、療法食で十分。
【必要なサプリメント】
- 消化酵素(膵外分泌不全がある場合)
- プロバイオティクス(腸内環境を整える)
【不要なサプリメント】
- マルチビタミン(療法食に含まれている)
- オメガ3(脂質が増えるリスク)
Dr.サクの一言アドバイス:
「和漢みらいのように、消化を助ける成分や善玉菌が配合されたフードなら、サプリメントの量を減らせることもあります。」
Q22. 膵炎の子に、歯磨きガムは大丈夫?
A. 市販の歯磨きガムは、ほとんどが高脂肪なのでNG。
【代替案】
- 歯ブラシで歯磨き
- 低脂肪の歯磨きガム(グリニーズ プラス 体重管理用など)
Dr.サクの一言アドバイス:
「歯磨きガムで再発——これも意外と多いです。面倒でも、歯ブラシで磨くのが最も安全です。」
Q23. 膵炎の子に、ヨーグルトは大丈夫?
A. ヨーグルトは脂質約3-4%あるので、基本的にNG。
無脂肪ヨーグルトでも、膵炎にはリスクです。どうしてもプロバイオティクスを与えたいなら、犬用のプロバイオティクスサプリメントを。
Dr.サクの一言アドバイス:
「『ヨーグルトは体に良い』という誤解が、再発を招くことがあります。膵炎の犬には、ヨーグルトはNGです。」
Q24. 膵炎の子に、水素水やペット用のサプリは効果ある?
A. 医学的根拠は乏しいです。それよりも、低脂肪食の徹底を。
「水素水」や「高額なサプリメント」に頼るより、「低脂肪食」と「定期検診」に投資してください。
Dr.サクの一言アドバイス:
「高額なサプリメントにお金をかけるなら、和漢みらいのような高品質な療法食に投資する方が、効果的です。」
Q25. 膵炎の子と引っ越し。ストレスで再発しない?
A. 引っ越しは大きなストレス。以下の対策で、再発リスクを下げられます。
【対策】
- 引っ越し前後は、低脂肪食を徹底
- 愛犬の匂いがついたタオルやおもちゃを持参
- 新居でも、同じ場所にベッドを置く
- フェロモン製品(アダプティル等)を使う
- 引っ越し後、1週間は様子を見守る
Dr.サクの一言アドバイス:
「引っ越し後に再発——これも多いです。ストレスを最小限にするため、できるだけ『いつもと同じ』環境を再現してください。」
Q26. 膵炎の子に、CBD オイルは効果ある?
A. 痛みの緩和に一定の効果があるという報告はありますが、脂質が含まれるため、リスクもあります。
【注意点】
- CBDオイルには、オイル(脂質)が含まれる
- 膵炎には、脂質がリスク
- 使用する場合、必ず獣医師に相談
Dr.サクの一言アドバイス:
「CBDオイルよりも、まず低脂肪食と痛み止め(獣医師処方)を徹底してください。それでも痛みが続く場合、獣医師に相談を。」
Q27. 膵炎の子に、骨やガムを与えても大丈夫?
A. 基本的にNG。誤飲・消化不良のリスクがあります。
【理由】
- 骨は、消化に悪く、膵臓に負担
- ガムは、高脂肪なものが多い
【代替案】
- 知育玩具(コングなど)に、低脂肪のおやつを詰める
Dr.サクの一言アドバイス:
「『骨を与えたら、消化不良で再発』——これも見たことがあります。骨は絶対に避けてください。」
Q28. 膵炎の子に、フルーツは大丈夫?
A. 低脂肪なフルーツなら、少量ならOK。
【OK】
- りんご(皮なし・種なし)
- いちご
- バナナ(少量)
- スイカ(種なし)
【NG】
- アボカド(脂質が高い)
- ぶどう・レーズン(犬に毒)
【注意点】
- 糖分があるので、少量に
- 全体の10%まで
Dr.サクの一言アドバイス:
「フルーツは、おやつとして少量ならOKです。ただし、毎日は避けてください。」
Q29. 膵炎の子に、生肉(BARF食)は大丈夫?
A. 絶対にNG。生肉は脂質が多く、消化にも悪いです。
【理由】
- 生肉は、脂質が多い
- 細菌感染のリスク
- 膵炎の犬には、加熱した低脂肪タンパク質が必要
Dr.サクの一言アドバイス:
「BARF食は、健康な犬には良いかもしれませんが、膵炎の犬には絶対にNGです。必ず加熱した、低脂肪の食事を。」
Q30. 膵炎の子に、グレインフリー(穀物不使用)フードは良い?
A. グレインフリーが良いとは限りません。脂質をチェックしてください。
【注意点】
- グレインフリーフードは、脂質が高いことが多い(15-20%)
- 膵炎には、脂質10%以下が必要
【選ぶ基準】
- 「グレインフリー」ではなく、「低脂肪(10%以下)」を優先
Dr.サクの一言アドバイス:
「『グレインフリーが健康に良い』という誤解がありますが、膵炎の犬には、脂質が最優先です。グレインフリーにこだわらず、低脂肪を選んでください。」
「膵炎は怖いけれど、正しく怖がれば大丈夫」
ここまで、30問のQ&Aに答えてきました。
「こんなに気をつけることがあるの…?」
そう思ったかもしれません。
でも、獣医師として、はっきりとお伝えします。
膵炎は、怖い病気です。でも、「正しく怖がれば」大丈夫です。
【今日から守ること】
- 低脂肪療法食を一生続ける
- 人間の食べ物を絶対に与えない
- 適正体重を維持する
- 定期検診(3-6ヶ月に1回)
- 体質改善(和漢みらい等)を視野に入れる
これだけで、再発率は劇的に下がります。
まとめ
この記事を含めて、膵炎カテゴリーの記事を読み終えたあなたは、
- 膵炎の症状を見逃さない知識
- 正しい食事管理の方法
- 再発を防ぐための予防策
- 愛犬を守るための強い意志
すべてを手に入れました。
あなたは、もう立派な「愛犬の専属看護師」です。
獣医師として、あなたの努力を心から称賛します。
本当に、お疲れ様でした。
そして、これから——
愛犬の笑顔を、一日でも長く見るために、一緒に頑張りましょう。
【緊急連絡先】今すぐ病院に行くべきサイン
最後に、もう一度、緊急サインをまとめます。
以下の症状が一つでもあれば、夜間でも救急病院へ:
✅ 祈りのポーズ + 嘔吐
✅ 震えが止まらない
✅ ぐったりして動かない
✅ 呼吸が荒い・速い
✅ 歯茎が白い(ショック状態)
✅ お腹を触ると激しく怒る・鳴く
「様子を見る」が、最も危険です。すぐに病院へ。
愛犬の命を守れるのは、あなただけです。
一緒に頑張りましょう。
獣医師が教える「食事・ケア・再発予防」のすべて









