ステージの数字を見て、愛犬との別れを想像して涙が止まらなくなっていませんか?
「あと半年です」「ステージ3なので、長くて1年かもしれません」──獣医師のその言葉を聞いた瞬間、あなたの世界は止まったかもしれません。
帰宅後、愛犬の寝顔を見ながら「この子と過ごせる日々が、あと何日なのか」と指折り数えて、夜も眠れなくなっている。そんな日々を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
私はサク、臨床経験10年の現役獣医師です。この10年間、私は何百頭もの腎臓病の犬たちを診てきました。そして、その中で何度も目撃してきたことがあります。それは、「余命宣告を大きく超えて、元気に笑顔で過ごす犬たち」の姿です。
診察室で「ステージ3です。余命は数ヶ月から1年程度でしょう」と伝えた子が、3年後も尻尾を振って診察室に入ってくる。そんな瞬間を、私は何度も経験してきました。
まず、あなたに知っていただきたいことがあります。「ステージの数字」は、愛犬の未来を決定するものではありません。それは、今の状態を知るための「地図」であり、「これから何をすべきか」を教えてくれる指標にすぎないのです。
余命は、決してカウントダウンではありません。それは「平均値」という統計上の目安であり、適切な食事療法とケアによって、何倍にも延ばすことができるものです。
この記事では、腎臓病の国際基準である「IRIS分類」の正しい意味と、各ステージで本当にやるべきこと、そして何より、「余命宣告とどう向き合うべきか」を、臨床10年の経験を込めてお伝えします。
この記事を最後まで読んでいただければ、数字に縛られていた心が少しだけ軽くなり、「今日、愛犬にしてあげられること」が明確に見えてくるはずです。そして、未来は変えられることを、心から信じられるようになります。
※本記事を読まれる前に、愛犬のステージや病気の全体像を正しく理解しておくことも大切です。
⬇️ 【獣医師監修】犬の腎臓病の初期症状・ステージ別余命・最新治療の完全ガイド]
この記事の著者・監修者:Dr.サク(臨床10年以上)
現役の獣医師、都内動物病院に勤務。腎臓病を中心に、食事療法で数多くの犬の健康寿命を延ばしてきた実績を持つ。専門的な医学的知見に基づき、愛犬に本当に必要なフードを厳選しています。
犬の腎臓病「IRIS(アイリス)ステージ分類」とは?──正しく理解するための基礎知識
まず、動物病院で伝えられる「ステージ」とは何かを、正確に理解しましょう。
IRIS分類:世界共通の腎臓病評価システム
IRIS(International Renal Interest Society:国際腎臓病学会)は、犬と猫の腎臓病を統一的に評価するために作られた世界基準の分類システムです。
この分類では、以下の4つの指標を総合的に評価してステージを決定します:
- クレアチニン値(Cre):腎臓の濾過能力を示す最も基本的な数値
- SDMA値:クレアチニンより早期に異常を検出できる新しいマーカー
- 蛋白尿(UPC):尿にタンパク質が漏れ出ているかどうか
- 血圧:高血圧は腎臓をさらに傷つける
これらを組み合わせて、ステージ1(初期)からステージ4(末期)の4段階に分類されます。
「ステージ1」は病気ではない?──早期発見の本当の意味
ここで多くの飼い主さんが誤解しているのが、「ステージ1=腎臓病」という認識です。
実は、ステージ1の段階では、腎機能はほぼ正常範囲内です。ただし、SDMA値がわずかに高い、尿検査で微量の異常がある、といった「兆候」が見られる段階を指します。
この段階で発見できることは、実は非常に幸運なことなのです。なぜなら、まだ腎臓に余力があるうちに対策を始められるからです。
逆に、多くの犬が腎臓病と診断されるのはステージ2以降です。症状が現れ始め、飼い主さんが「何かおかしい」と気づいて病院へ来る段階が、ちょうどステージ2~3に該当します。
【ステージ別】症状・余命の目安・今日からやるべきこと
それでは、各ステージごとに、何が起きていて、どう対処すべきかを詳しく解説します。
ステージ1(予備軍):ほぼ無症状の早期発見期
【クレアチニン値の目安】
- 犬:1.4 mg/dL未満
- SDMA:15~17 µg/dL(わずかに高い)
【症状】
- ほとんど症状なし
- 飼い主さんが気づける変化はほぼゼロ
【余命の目安】
適切な管理をすれば、5年以上、10年以上も珍しくありません。この段階で発見できたことは、愛犬にとって最大のギフトです。
【やるべきこと】
- 定期的な血液検査(3~6ヶ月ごと)で数値の推移を追う
- リンの摂取量を「やや控えめ」にする(厳しい制限は不要)
- 水分補給を意識する
この段階では、「予防」と「現状維持」が目標です。いきなり厳しい療法食に切り替える必要はありませんが、少しずつ腎臓に優しい食事に移行していくことが理想です。
ステージ2(初期):多飲多尿が目立ち始める段階
【クレアチニン値の目安】
- 犬:1.4~2.0 mg/dL
- SDMA:18~25 µg/dL
【症状】
- 多飲多尿(水をたくさん飲み、尿の量も増える)
- 尿の色が薄くなる
- 軽度の食欲低下(気づかないことも多い)
【余命の目安】
適切な食事管理と定期検査を行えば、2~5年以上生きることは十分可能です。私の患者さんの中には、ステージ2で発見されてから7年以上元気に過ごしている子もいます。
【やるべきこと】
- 腎臓病専用の療法食への切り替え(これが最重要)
- リンとタンパク質の制限を開始
- 水分補給の徹底(フードをふやかす、ウェットフードを増やす)
- 3ヶ月ごとの血液検査
このステージが、最も「戦える」段階です。まだ腎臓に余力があり、食欲もある程度保たれているため、療法食への切り替えがスムーズに進みます。
多くの飼い主さんが「まだ症状が軽いから大丈夫」と油断しがちですが、ステージ2こそが進行を食い止める最大のチャンスなのです。
ステージ3(進行期):明らかな症状が現れる段階
【クレアチニン値の目安】
- 犬:2.1~5.0 mg/dL
- SDMA:26~38 µg/dL
【症状】
- 食欲不振(食べムラが出る、食べなくなる)
- 嘔吐(黄色い泡、白い泡を吐く)
- 体重減少
- 元気消失(散歩に行きたがらない)
- 口臭がきつくなる(尿毒症による)
- 毛艶が悪くなる
【余命の目安】
統計上の平均値は数ヶ月~2年程度と言われています。しかし、これはあくまで「平均」です。適切な食事療法、点滴治療、投薬を組み合わせれば、3年以上生きる子も決して珍しくありません。
実際、私が担当しているゴールデンレトリバーのコタロウくん(仮名)は、ステージ3と診断されてから3年半が経過していますが、今も食欲旺盛で散歩を楽しんでいます。
【やるべきこと】
- 徹底した食事療法(これが生命線)
- 定期的な皮下点滴(週1~2回)で脱水を防ぎ、毒素を薄める
- 制酸剤・吐き気止めの投薬
- 食事の回数を増やす(1日4~5回の小分け給餌)
- 血液検査(月1~2回)で数値の変動を細かく追う
このステージでは、「食べてくれるかどうか」がすべてです。どんなに栄養バランスが完璧な療法食でも、食べてくれなければ意味がありません。
だからこそ、食いつきが良く、消化に優れた療法食を選ぶことが、余命を延ばす最大の鍵になります。
ステージ4(末期):尿毒症が進行し、QOL最優先の段階
【クレアチニン値の目安】
- 犬:5.0 mg/dL以上
- SDMA:38 µg/dL以上
【症状】
- ほとんど食べない
- 頻繁な嘔吐
- ぐったりして動かない
- 口内炎(口が痛くて食べられない)
- 貧血(歯茎が白い)
- けいれん発作(重症例)
【余命の目安】
統計上は数週間~数ヶ月と言われますが、個体差が非常に大きいです。中には、緩和ケアを徹底することで、半年以上穏やかに過ごせる子もいます。
【やるべきこと】
- QOL(生活の質)を最優先にする
- 毎日の点滴治療(可能なら自宅での皮下点滴)
- 強制給餌やチューブ栄養も検討
- 痛みや吐き気を抑える緩和治療
- 「延命」よりも「苦しませない」ことに重点を置く
このステージでは、残念ながら「治す」ことは困難です。しかし、「苦しまずに、穏やかに過ごす」ことは可能です。
なぜ「食事管理」だけで余命が2倍以上変わるのか──科学的根拠と臨床の実感
ここで、最も重要な事実をお伝えします。
療法食の有無で生存期間は2倍以上変わる
海外の複数の研究で、腎臓病専用の療法食を与えた犬と、通常食を与えた犬では、生存期間に2倍以上の差が出ることが証明されています。
特にステージ2~3の段階で療法食を開始した犬は、
- クレアチニン値の上昇が緩やかになる
- 尿毒症の進行が遅れる
- 食欲不振や嘔吐の頻度が減る
これは、療法食が「リン」と「タンパク質」を適切に制限しているからです。
リンは、腎臓を硬く(線維化)させる最大の敵です。リンを制限するだけで、腎臓の寿命は確実に延びます。また、タンパク質を「量は減らしつつ、質は高める」ことで、尿毒症の毒素を減らしながら筋肉量を維持できます。
「食べてくれるフード」が見つかれば、数値は安定する
しかし、ここに大きな問題があります。それは、「療法食は食いつきが悪い」という現実です。
多くの腎臓病用フードは、リンやタンパク質を制限するために、味が薄く、香りも控えめです。そのため、特に食欲が落ちているステージ3の犬は、なかなか食べてくれません。
私の診察室でも、「先生、うちの子が療法食を全然食べてくれなくて…」という相談を週に何度も受けます。
だからこそ、「栄養バランスも良く、食いつきも良い」という両立が可能なフードを選ぶことが、余命を延ばすための最重要ポイントなのです。
【獣医師厳選】ステージ別・食いつき抜群の療法食ランキング
そこで、実際の臨床現場で「食いつきが良い」「数値が安定した」と評判のフードを厳選し、ステージ別にランキング形式でまとめた記事を作成しました。
この記事では、
- ステージ2~3の初期・進行期に最適なフードの詳細比較
- 各フードの成分分析(リン・タンパク質・カロリー)
- 実際に使用した飼い主さんの口コミ(「食べてくれた!」「吐かなくなった!」)
- 食いつきを良くする「ひと工夫」テクニック
を詳しく解説しています。特に、Yum Yum Yum!の腎臓サポートや、犬心の腎臓ケアといった国産で嗜好性が高いフードの情報も掲載していますので、「うちの子、療法食を食べてくれない」とお悩みの方には必ず役立つはずです。
食事が変わるだけで、愛犬の未来は変わります。
私が診察室で伝えている「余命宣告」の受け止め方
ここで、私が診察室で飼い主さんによくお伝えする、「余命」という言葉との向き合い方をお話しします。
「余命」は天気予報のようなもの──100%ではない
獣医師が伝える「余命」は、統計上の平均値にすぎません。それは、過去のデータを元にした「予測」であり、「確定した未来」ではありません。
例えるなら、天気予報のようなものです。「明日の降水確率70%」と言われても、実際には晴れることもあります。逆に、10%でも雨が降ることもあります。
同じように、「余命半年」と言われても、適切なケアによって2年、3年と生きる子もいれば、残念ながら予想より早く旅立つ子もいます。
だからこそ、数字に縛られすぎないでください。「あと何日」とカウントダウンするのではなく、「今日、愛犬がどう過ごしたか」に目を向けてほしいのです。
「今日、愛犬が美味しいと感じたか」に集中する
私がいつも飼い主さんに伝えるのは、「今日、愛犬が尻尾を振ったか?」「今日、少しでも美味しそうにご飯を食べたか?」という問いかけです。
ステージ3や4になると、確かに「できること」は限られてきます。でも、「今日を幸せに過ごすこと」はできます。
朝日を浴びながらベランダでゆっくり過ごす。好きな場所で昼寝をする。飼い主さんの膝の上で安心して眠る。そんな小さな幸せが、愛犬にとっての「生きる理由」です。
余命宣告を受けた後、多くの飼い主さんは「もっとあれをしてあげればよかった」と後悔します。でも、後悔する必要はありません。今日から、今この瞬間から、愛犬との時間を大切にすればいいのです。
私の診察室での実話:ステージ3から3年以上元気に過ごしている柴犬の話
ここで、私が担当している柴犬のハルくん(仮名)のお話をさせてください。
ハルくんが初めて来院したのは11歳のとき。クレアチニン値は3.2 mg/dL、ステージ3と診断されました。飼い主さんは泣きながら「あとどれくらい一緒にいられますか?」と尋ねました。
私は正直に答えました。「統計上は、数ヶ月から2年程度と言われています。でも、これは平均です。食事療法と定期検査を続ければ、もっと長く一緒にいられる可能性は十分あります」
飼い主さんは、その日から徹底的に食事管理を始めました。療法食への切り替え、食事の回数を増やす工夫、水分補給の徹底。そして、月に一度の点滴と血液検査を欠かしませんでした。
3年が経った今、ハルくんは14歳。クレアチニン値は3.0~3.5の間で安定しています。食欲は旺盛で、散歩も大好き。飼い主さんは最近、こう言いました。
「あの時、先生に『余命半年』と言われていたら、絶望していたと思います。でも『可能性がある』と言ってもらえたから、頑張れました。今、ハルと一緒に過ごせる毎日が、本当に幸せです」
これが、余命宣告を「確定した未来」ではなく「変えられる可能性」として受け止めた結果です。
よくある質問(FAQ)
Q. ステージが改善することはありますか?
A. 残念ながら、一度壊れた腎臓の組織が完全に回復することはありません。そのため、ステージ3がステージ1に戻ることは基本的にありません。
ただし、数値が一時的に改善することはあります。例えば、脱水が改善されたり、食事療法が効果を発揮したりすると、クレアチニン値が下がることがあります。それでも、腎臓の組織自体が治ったわけではないため、油断は禁物です。
Q. ステージ3からステージ2に「戻る」ことはある?
A. 稀ですが、あります。ただし、これは「腎臓が治った」わけではなく、「測定のタイミングや体調によって、一時的に数値が良くなった」ケースがほとんどです。
例えば、ステージ3の診断時に脱水が強かった場合、点滴治療で脱水が改善すると、クレアチニン値が下がってステージ2相当になることがあります。
Q. 急にステージが進む原因は?
A. 以下のような原因で、急激にステージが進行することがあります:
- 脱水(嘔吐・下痢・水分摂取不足)
- 感染症(膀胱炎、腎盂腎炎など)
- 高血圧
- 他の病気の併発(心臓病、糖尿病など)
- 腎毒性のある薬の使用
だからこそ、定期的な検査と、体調の変化への早期対応が重要なのです。
【お知らせ】もう、愛犬の「数値」に怯える毎日を終わりにしませんか?
腎臓病ケアで最も大切なのは、病院では教えてくれない「自宅での具体的なアクション」です。
ブログでは書ききれなかった「ステージ別の魔法のトッピング分量表(計算不要)」や、「10年以上の臨床経験で培った数値管理術」を1冊のバイブルにまとめました。
私が診察室で30分かけてお話ししている内容のすべてを凝縮しています。
まとめ:あなたは一人ではありません──一日一日を、愛情で積み重ねていきましょう
ここまで長い文章をお読みいただき、本当にありがとうございます。
最後に、獣医師として、そして一人の犬好きとして、あなたにお伝えしたいことがあります。
余命宣告を受けた日から、あなたの人生は変わったかもしれません。毎日が不安で、愛犬の顔を見るたびに涙が溢れる。「もっと早く気づいてあげられたら」「私のせいで苦しませているんじゃないか」と、自分を責める日々。
でも、どうか自分を責めないでください。腎臓病は、気づきにくい病気です。あなたが気づいた時点で、すでに精一杯頑張っているのです。
そして、あなたは一人ではありません。私たち獣医師も、全国の飼い主さんも、同じように愛犬と向き合い、悩み、それでも前を向いています。
ステージの数字は、確かに重要です。でも、それは「カウントダウン」ではなく、「今、何をすべきか」を教えてくれる道標です。
余命は、変えられます。適切な食事、定期検査、そして何より、あなたの愛情があれば、統計を超えることは可能です。
今日、愛犬が隣で穏やかに眠っているなら、それが一番の幸せです。明日も、明後日も、その時間を積み重ねていきましょう。
一日一日を、愛情で満たしてください。
【あわせて読みたい】
👉 【獣医師が選ぶ】犬の腎臓病に本当に良い食事ランキング
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👉 愛犬が黄色い泡を吐いた──犬が腎臓病で嘔吐する原因と対策|獣医師監修
ステージ3以降で多い「嘔吐」への具体的対処法を詳しく解説しています。
📚 参考文献・出典(獣医師監修)
本記事は、以下の国際的な腎臓病ガイドラインおよび研究論文に基づき執筆されています。
-
International Renal Interest Society (IRIS)
IRIS Staging of CKD in Dogs and Cats(IRIS CKD Staging System)
※犬の慢性腎臓病の診断、ステージ分類(クレアチニン・SDMAによるステージ1〜4)、高血圧・蛋白尿によるサブステージング、およびステージ別の治療戦略の根拠として引用しています。[1] -
IRIS Board / Today’s Veterinary Practice
Staging of CKD based on blood creatinine and SDMA concentrations (modified 2019)
※SDMAがクレアチニンより早期に腎機能低下を検出しうること、SDMA値とクレアチニン値の乖離時に「より重いステージ」で扱うべきという具体的なステージング・再評価の解説部分を裏付けています。[2] -
IRIS
IRIS Staging of CKD in Dogs and Cats – 2023 update
※2023年改訂における犬のCKDステージ別クレアチニン・SDMAカットオフ(例:SDMA >18 μg/dL でステージ2として扱うなど)に関する最新の基準を参照し、「SDMAが高いと言われた時の再検査・経過観察」の推奨に反映しています。[3] -
Pedrinelli V. et al.
Nutritional and laboratory parameters affect the survival of dogs with chronic kidney disease
※腎臓病用療法食(リン・タンパク制限など)を摂取した犬では、維持食と比べて尿毒症クライシス発症までの期間および生存期間が延長した、というエビデンスとして「腎臓病の犬の療法食・栄養管理が予後を改善しうる」という記述を裏付けています。[4] -
ACVN / Today’s Veterinary Practice
Nutritional Management of Chronic Kidney Disease
※CKDにおけるリン・タンパク質・オメガ3脂肪酸など「腎臓病の犬の手作りご飯とリン制限」に関連する栄養学的要点、およびタンパク制限食が糸球体構造障害や生存期間に与える影響についての説明部分の根拠としています。[5] -
American College of Veterinary Internal Medicine (ACVIM)
ACVIM consensus statement: Guidelines for the identification, evaluation, and management of systemic hypertension in dogs and cats (2018)
※CKDに合併する高血圧の診断基準、血圧測定方法、リスク分類、降圧薬開始のタイミングなど、「腎臓病と高血圧管理」「ステージ4の余命と緩和ケア」における血圧コントロールに関する記述を支える根拠としています。[6] -
Lees G. et al. / ACVIM
2004 ACVIM Forum Consensus Statement: Assessment and Management of Proteinuria in Dogs and Cats
※持続性蛋白尿がCKD犬の予後不良因子であること、UPC値に基づくACE阻害薬などの治療開始基準など、「蛋白尿の評価と治療」「尿検査の重要性」を解説する部分の科学的根拠としています。[7] -
日本獣医腎泌尿器学会誌
Hypertension and proteinuria in dogs and cats with chronic kidney disease
※日本語圏の臨床現場に即したCKD犬の高血圧・蛋白尿管理に関する知見として、降圧療法が蛋白尿を軽減しうることや、その限界に関する解説を補強する目的で引用しています。[8]




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